ソニー α100
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SONY α100

・ボディ内手ぶれ補正はライバルEOS KissデジタルXにはないアドバンテージ
・1020万画素CCD搭載、クラストップレベルの高精細
・他アンチダスト機構など機能豊富
2006年7月発売
ソニー α100価格比較
ソニー α100評価 

コニカミノルタから譲り受けたカメラ技術、αレンズとソニーのデジタル・電子技術が集約した、ソニー製デジタル一眼レフ第一弾はα100。1020万画素CCD、ボディ内手ぶれ補正、埃除去機能などを搭載しながら普及価格帯に属する会心作。

クラストップレベルの高精細さ
このクラスでは初となる1,000万画素オーバーのCCDを搭載。これまで普及クラスでの画素数アップでは先陣を切っていたキャノンも、新規参入のソニーに抜かれてしまいました。そもそもソニーは、世界トップの撮像素子メーカーで、最新のCCDを惜しげもなく採用できるのは強みです。(キヤノンもCMOSを独自開発しています)

この1,020万画素CCDは、ニコンD200に搭載される物とは別物で、α100用に新規に開発されたものです。α100のCCDはユニット自体を小型・軽量化しつつ、画質を重視したもの。ただしD200が4チャンネル呼び出しに対して、α100は2チャンネルと、呼び出しスピードはD200が有利です。

画質は解像度が高く、EOS Kiss デジタルNをわずかに凌いでいます。同じ画素数のニコンD200のシャープネスを強めにした印象で、D200よりも精細感が高く感じられるかもしれません。色調はこのクラスにしては穏やかで、コントラストを抑えて発色もナチュラルなのが特徴。

標準の設定ではノイズリダクションが弱めなのか、ISO400位からノイズが浮き始めて、ISO800ではライバル達に比べノイズが多く、解像度も落ちます。特にEOS Kiss デジタル Xとの比較ではその差は大きい。

ボディ内手ぶれ補正は2〜3.5段分の効果
コニカミノルタから受け継いだCCDシフト方式のボディ内手ぶれ補正は、強化されシャッタースピード2〜3.5段分の補正効果があるというもの。ベースのα Sweet デジタルよりも、特に低周波のブレに対して強化され、公称値ではニコンやキャノンの手ぶれ補正レンズとの差は小さくなりました。

同じくボディ内手ぶれ補正を搭載するペンタックスK100Dとの違いは、距離情報の得られないレンズでは手ぶれ補正が機能しないこと。α100ではレンズアダプターを使って、別マウントのレンズを装着すると手ぶれ補正は機能しません。

CCDの埃付着を防ぐアンチダスト機構
新しい機能がオリンパスに次いで搭載された、CCDの埃付着を防ぐアンチダスト機能。CCDシフトを利用し、ローパスフィルターに特殊コーティングを施し埃ふるい落とす機構を開発。機構は比較的シンプルでオリンパスのダストリダクションのように、センサーが完全にシールドされてはいません。

やはり、すばらしい液晶モニター
液晶モニターもソニーの得意とする部分で、α100に搭載される2.5型23万画素の「クリアフォト液晶プラス」は高精細なだけでなく、コントラストが高くとても見やすい。現在発売されるデジタル一眼レフでトップクラスの見えの良さです。

ペンタミラーながら見やすいファインダー
このクラスの例に漏れず、ペンタミラー方式で0.83倍ですが、ミノルタから受け継いだスクリーンの性能が良いのでピントは以外とつかみやすい。しかしペンタプリズムを採用するニコン D80やペンタックス *ist DS2には及びません。

ソニーらしからぬ平凡なデザイン
ベースとなったのはコニカミノルタ α Sweet デジタルですが、現代風に曲面を取り入れた結果、ごく普通になってしまいました。手に取ってみると、以外に質感が低いのが気になります。特にシルバーボディはいかにもプラスチックといった感じで、これだけの性能をもっているのに、と思わされます。

同じくボディ内手ぶれ補正を搭載するペンタックスK100Dと比べると、デザイン、質感は劣って見えます。ただし、以外にも重量はK100Dよりも15g程軽く、手ぶれ補正搭載による重量増は少ない。

メカ部分の性能は平凡
画質、機能の豊富さ、液晶モニターの性能などはライバルに相当なアドバンテージがあるのですが、メカ部分の性能は特別勝ってはいません。シャッターユニットはα Sweetを流用したもので、性能的にも感覚的にも価格相応といった印象で、ちょっとミラーショックが大きいような気がします。ただしペンタックス K100Dのような妙なフィーリングはありません。

ライバルと比較して
普及価格帯では先陣を切って1000万画素の大台に乗せ、ありとあらゆる機能を盛り込んだα100は相当なアドバンテージを持って登場しました。しかし、その直後にニコン D80、キャノン EOS Kiss デジタルXが発売され、当初のアドバンテージは薄れました。

真のライバルはEOS Kiss デジタルXで、α100が大きく勝っている点はボディ内手ぶれ補正機構を搭載していること。高価で大柄な手ぶれ補正レンズを購入することなく、すべてのαレンズで手ぶれ補正が可能なのは大きなメリット。

ソニー α100価格比較

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